現場の声 -世田谷

会社の経営を始めてからしばらくは自ら現場に出ていましたが、ここ1年ほどは主にパソコンでゼネコンへ提出する請求書や安全書類の作成をしています。昔は知り合い同士の紹介が多かったですが、今ではグリーンサイトに登録し、作業員名簿を出さないと、現場に入場できなくなったからです。

ゼネコンに改善を求めたい点は大きく2つあります。1つ目として、余裕をもった工程を組んでほしいです。具体的には、第3者機関による受入検査の際には予めその日当を組んでもらうことができますが、自主検査の際にはありません。そのため休みなしのスケジュールで作業しないと間に合わないのです。2つ目として、工程を組む際に季節も考慮してほしいです。夏は暑いので休憩が多く必要ですし、梅雨の時期   は作業できる日が少ないためです。

さらに、訴えたいことがあります。現在外国人出入国管理法を改正し、外国人の技能実習期間が延長されようとしていますが、これは短期的な策でしかありません。間もなく団塊の世代が大量離職しますので技術の継承は急務です。建設業は、日本人の若者に魅力を感じてもらえるように変えていく必要があります。例えば、アメリカには技能労働者のみで構成されるユニオンがあり、この組合を通してゼネコンから仕事の依頼があります。頑張った分沢山稼げるならやり甲斐がありますよね。