健康保険
建設業で働く皆様の日常生活を守る
建設産業に従事している
建設労働者、職人、事業主とその家族で、
加入時に病気や
ケガがなく、健康であれば
誰でもご加入できます。
健康保険(建設国保)とは?
自分や家族が病気になったり、けがをしたとき、治療費の負担を軽減するために、あらかじめ保険料を出し合い、必要な治療を受けることができるようにすることを目的にした、国の制度が国民健康保険です。保険証があることで、全国どこの病院にもかかることができます。
個人事業主や一人親方の皆さんが通常加入している「国民健康保険(公営国保)」は、市区町村が運営していますが、「建設国保(組合国保)」は、組合が自前で運営していることから、公営国保にはない大きな特徴があります。
建設国保は、国民健康保険法に基づき、各都県の認可を得て、建設ユニオンをはじめ、建設労働組合が母体組合となって設立した自前の国民健康保険です。
国民健康保険(公営国保)と
建設国保(組合国保)との違い
入院時医療費の償還制度による
無償化と傷病手当金制度
国民健康保険と建設国保の大きな違いをお伝えします。組合でつくっている建設国保は、他の医療保険と比べても様ざまな有利な制度を持っています。身体が資本の建設職人の立場を考えられているため、制度が充実しています。
国民健康保険 | 建設国保 | |
---|---|---|
保険料 | 所得や家族の人数で決まる | 仕事上の立場や年齢、家族の人数で決まります。国民健康保険よりも保険料が安くなる可能性があります。 |
償還払い制度 | なし | 治療費は3割自己負担となりますが、1レセプト保険診療分医療費が17,500円を超えた部分が後日「償還」されます。 |
傷病手当金 | なし | 入院1日につき2,500~8,000円が給付されます。 |
出産手当金 | なし | 女性組合員が出産する際、産前産後に手当金を受けとることができます。 |